深雪乃の基本的な動き、ビルド(ver.2.04B時点)
はじめまして、深雪乃担当の*EGOIST*と申します。
恐れながら、簡単に深雪乃の特徴や立ち回りについて話したいと思います。
目次
深雪乃の特徴
長所
深雪乃の長所として次の点が挙げられます。
- スキル発動中におけるSS射程の長さ
- 判定が広く、停滞時間の長い優秀なDS
- 全キャストの内、唯一凍気の刻印を付与し、敵キャストを凍結状態にできる(凍結状態については下記で記載)
短所
- 兵士処理で容易にSSを使用できない。(スキル氷刃抜刀が入っているときのみ。スキル詳細についても下記に記載)
- 婚活中
短所がこの程度しか思いつかないほど、深雪乃は高い性能を持っています。
※深雪乃のスキルには相手にヒットさせると凍気の刻印という状態異常を付与するスキルがいくつかあり、凍気の刻印が3つ付与されると一定時間敵キャストは行動ができなくなります。これが凍結状態です。
また、凍結状態の相手へのダメージが上がるスキルなどもあるため、深雪乃を使う上で、理解していなければならない重要な点でしょう。
シレネッタのエナジーソング、ソウルの豊穣に記載されているリフレッシュの対象外なため、現verでは凍結状態を治すことはできないようになっています。
これを踏まえた上で、深雪乃のビルド・立ち回りは、SS強化型と凍結狙いのMP重視型に大きく分かれます。
スキルについて
氷刃抜刀(以下抜刀)
自身のSSの攻撃力、弾速、射程を徐々に上げる強化系スキルです。
このスキルの最大の強みとして、やはりSSの射程UPが挙げられます。
約1分ほどで最大値となり、合計3回まで強化したSSを放つことができます。さらに凍結状態の敵には追加ダメージを与えます。
しかし、兵士処理にSSを容易に使えないなどデメリットも存在します。また、永続効果ではないので、定期的にかけ直しが必要です。
飛雪払い(以下飛雪)
自信を中心に敵キャストと巨人に小ダメージを与え、敵キャストに非ダウン攻撃で凍気の刻印を1個付与します。
近接キャストからの防衛などに役立つスキルです。また、壁も貫通するので、森の中からの奇襲で凍気の刻印を付与していく動きも強いですね。
別れの涅槃雪(以下涅槃)
円状の範囲に入った敵キャストに小ダメージと凍気の刻印を付与し続け、兵士にも小ダメージを与えることができます。
抜刀を完成させるためにSSで兵士処理ができない深雪乃が問題なく兵士を処理できるのは、このスキルのおかげといってもいいでしょう。
相手の逃げ道を塞いだり、行動を制限したり、後半の拠点防衛にも使えたり、とても使い勝手の良いスキルです。
白魔の吐息(以下吐息)
遠距離スキルで、前方後方どちらにも攻撃が可能。兵士や巨人には中ダメージ、敵キャストには小ダメージを与えることができ、さらに凍気の刻印も付与することができます。
敵キャストに直接HITさせると凍気の刻印を付与し、さらにダウンを取ることができますが、直接HITしなかった場合ダウンは取れません。
しかし、このスキルの最大の強みは、直接HITせず、爆風だけでも凍気の刻印を付与することができることです。最も簡単に敵キャストに凍気の刻印を付与することができるスキルかもしれませんね。
しかし、発動中とても硬直が長く、相手からのカウンターを受けやすいので、位置取りには注意が必要です。
六華一刀両断(以下両断)
敵キャストには中ダメージ、兵士や巨人には特大ダメージを与え、発動中は防御力もアップし、さらに凍結状態の敵に追加ダメージが入る移動攻撃スキルです。
このスキルの最大の強みは、攻撃中に硬質化(やられなし)が発生することです。
敵キャストからみると、兵士や巨人を処理させないようにダウンをとる、ということができないため、とても厄介ですね。やはり硬質化は強すぎる…
そのため、深雪乃の巨人処理は主にこのスキルで行うことになります。ただ、発生してからしばらくすると硬質化や防御力アップもとけてしまうため、あまり考えなしに兵士や巨人に突っ込むと撤退する可能性もあるので、相手キャスト、巨人の硬直に放つなど注意が必要です。
また、凍結中の敵キャストに両断を放った場合、ほぼ確実に10割削ることができます。
ですが、10割をとれない一部例外もあります。
まず、凍結状態の敵キャストに防御力アップのスキルやアシストが発動している場合が挙げられます。
たとえば、吉備津彦の金剛の位と鶴織の着物が同時発動中や、温羅の硬質化と青龍偃月刀が同時に発動中などですね。もちろんHPにもよりますが、もし満タンだった場合、HPが残ると思われます。
次に、かぐやのスキル、無月の闇によって攻撃力が下がっていた場合です。他にも例外があればその都度更新していきたいと思います。
絶対零度の情熱(以下WS)
最後はWSについてですが、凍結状態の敵に与える追加ダメージが増え、敵キャストをキルするたびにHPが回復します。回復量は3メモリ程で、さらにSSの硬直が減少し、敵を貫通するようになります。
WS中は兵士処理速度も速くなるため、レーンを上げやすくなります。また、兵士を貫通して敵キャストを狙えるため、キルも狙いやすくなります。敵キャストから見ても、兵士を盾にできないので近寄ることもできません。
抜刀による湯気状態が完成していれば、敵からすればこれほど怖いものはありません。
使用するタイミングとしては、対面キャストをキルしてすぐに使用し、レーンをあげて拠点まで兵士を運んだり、HP回復目的で使用するのが例として挙げられます。
ビルドについて
上記でも一度述べましたが、深雪乃のビルドは、SS強化型と凍結狙いのMP重視型に大きく分かれます。
わたしはSS強化型を主に使っているため、SS強化型のビルド・立ち回りをいくつか紹介したいとおもいます。
まず、こちらのビルドです。
大風払いの扇(以下、扇)
SS大UP、HP中DOWN、SS射程UP
いたずらなる恋心の弓矢(以下、恋弓)
SS特大UP、MP中DOWN
代理返しのお札(以下、Lv6お札)
SS大UP、スピード中UP、DS大DOWN
ライラ王女(以下、ライラ)
ドロー中UP、スピード中UP、常時MP回復速度UP
強化陣、周囲を常時強化しながら、敵拠点へ向かう巨人。
このビルドは、深雪乃のSSを最大に生かすためのビルドになります。
弓矢とLv6お札はSSの火力UPとスピードを補うために採用し、扇は火力UPと深雪乃最大の武器であるSSの射程をさらに伸ばすために採用しています。
この3つだけで、SSのステータスはカンストとなります。
ソウルは、スピードを補い、MP常時回復によってスキルの回転率をあげる狙いがあります。また、巨人も防御力UPや兵士強化などとても強力なため採用しています。
相手がシレネッタやアリス、ナイトメアキッドなど状態異常を引き起こす妨害スキルを積んでいるキャストの場合、ソウルを豊穣に変えるのもオススメです。
しかしこのビルドは、優秀な深雪乃の基礎ステータスで序盤をカバーできるからこそ使えるビルドです。このビルドの場合、敵のほうが先にビルドが完成することが多いため、その分丁寧な立ち回りが必要になります。
したがって、誰よりも経験値に貪欲で、撤退しないための慎重な判断が必要だと思います。
次はこちらです。
大風払いの扇(以下、扇)
SS大UP、HP中DOWN、SS射程UP
いたずらなる恋心の弓矢(以下、弓矢)
SS特大UP、MP中DOWN
庭園に眠りし姫の指輪(以下、指輪)
スピード中UP、HP中DOWN、レベルUP時一定時間SS射程UP
HP大UP、スピード中UP、撃破ダメージが上がる。
強化陣、周囲を常時強化しながら、敵拠点へ向かう巨人。
このビルドは1つ目にあげたビルドより比較的ビルドが早く完成するため、使いやすいと思います。
このビルドは、SSの火力を上げるのと同時に、SSの射程UPアシストを二つ採用することで、深雪乃の武器である射程を最大限伸ばしたビルドとなってます。
このビルドでSSをふると、使っている側も驚くほど長いです(笑)火力は先ほどのビルドまでとはいきませんが、十分高いので問題ありません。
SSの射程を伸ばす扇と指輪を両方採用するとHP中DOWNが2つあるため、HPが低くなりすぎます。それを防ぐため、HP大UPでスピードも盛れる上に、撃破ダメージも上がる優秀なソウル、ビクトリアスを採用しました。
高火力でキルをとり、撃破ダメージで差をつけましょう。
最後に凍結狙いのMP重視型になります。
予言された災禍の糸車(以下、糸車)
MP中UP、SS小UP、DS中DOWN、敵キャストに一定回数攻撃すると一定時間スキルの消費MPが減少する。
伝国の玉璽(以下、玉璽)
MP小UP、一定回数攻撃すると一定時間MP回復速度が上がる。
庭園に眠りし姫の指輪(以下、指輪)
スピード中UP、HP中DOWN、レベルUP時一定時間SSの射程が上がる。
ライラ王女(以下、ライラ)
ドロー中UP、スピード中UP、常時MP回復速度が上がる。
強化陣、周囲を常時強化しながら、敵拠点へ向かう巨人。
このビルドは相手を凍結させることを目的に、MP重視で組んだビルドになります。
このビルドは中央レーンよりも端レーンの適正が高いです。なぜなら、基本2対2になる中央レーンでは、硬直の長い吐息の使用はリスクがあるからです。また、位置取りや使用するタイミングにも注意が必要です。
その点端レーンなら、1対1で壁もあるため、涅槃で森の入り口を塞ぎ、壁側に追い込んで吐息を当てるなど立ち回りもやりやすいと思います。
MP重視型にすれば、抜刀型と違いSSを他キャストと同様に兵士処理に使えるため、深雪乃の短所が解消されます。しかし、相手を凍結状態にできない場合キルをとることは困難なビルドになります。メリットデメリットはビルドそれぞれですね。
このほかにも人それぞれのビルドがあり、どうするかは人それぞれです。
このブログ作成にあたって、ここ2週間、私が過去にみかけた上位プレイヤーの深雪乃ビルドを日替わりで複数検証し、比較的使いやすかったものを選びました。
中には、人を選ぶ難しいビルドが多々あり、私が使いこなせないばかりにご迷惑をおかけしたプレイヤーもいたかもしれません。
この場を借りて謝罪いたします。
立ち回りについて
わたしはSS強化型を使っているため、ここではSS強化型のレベルごとの
立ち回りについて説明したいと思います。
レベル1
このゲームで最も大切なことは経験値を拾うことです。
レベルの先行は試合の流れを大きく動かしますので、被弾に気をつけながら拾いましょう。
兵士処理ですが、真ん中の場合、味方兵士の後ろから距離をとって拾うのではなく、横に出るようにします。敵キャストに兵士処理とキャストのどちらかの対応を強いることで、有利な盤面をつくりやすくなります。
※もちろん被弾に気をつけ、経験値をしっかり拾う前提。
レベル2
レベル2は我慢の時間です。
抜刀が解禁され、すぐに使いたくなると思いますが落ち着いて待ってください。
スキルの紹介で述べましたが、抜刀を使用すると育つまでSSが安易に使えなくなります。当然、兵士処理はDSで行わなければなりません。
少しでも効率よく兵士処理するために、先に目の前の大兵士をSSで処理してから使いましょう。
この行動をするしないで、兵士処理の速度、兵士のレーンの高さも変わってきます。その後は、レベル3で解禁される涅槃に備え、MPに余裕を持たせてDSで兵士を処理しましょう。
レベル3
深雪乃はここから力を発揮します。
中央の場合相方にもよりますが、まずは兵士処理兼敵への牽制として涅槃をおきましょう。できれば、敵キャストの硬直にあわせて置くのがベストです。
凍気の刻印を敵キャストに付与してプレッシャーをかけていきたいですね。
涅槃を置いたら、マップを確認して横槍に備えます。抜刀もいい感じに育ち、威力と射程、弾速も上がっています。
対面の敵キャストが弱っていればそのまま押し、端で弱っているキャストがいればそちらへ向かいましょう。
ここで、横槍に向かうポイントですが、敵森をとる!
これがなにより大切になってきます。
抜刀が完成していれば、敵森入り口から、端レーンの壁までSSが届く状態になります。
森から出ずとも敵キャストを狙えるため、意識して敵森を取りましょう。理想としては端の味方と挟み込む形が望ましいですね。
ダウンをとった後は、逃げ道に涅槃を置き、逃げ道を制限し、敵キャストの射程外から落ち着いてSSで止めを刺しましょう。
レベル4
レベル4になり、両断が解禁されます。レベル4にもなると、状況にもよりますが敵巨人が出現していることも多々あります。
巨人は逆転のキーとなるので、拠点よりも優先して倒しましょう。
そこで頼りになるスキルが両断です。巨人に対して特大ダメージを与え、攻撃時に硬質化するため、比較的はやく処理できます。
基本は森から使います。敵キャストがいる場合、目の前から突撃してもカウンターをうける可能性が多いため、正面からは使わないほうがよいでしょう。
正面から使うにしても、敵キャストの硬直を確認してから打つようにすると、無駄な被弾も避けることができます。
また、この段階でレベル3時点で使用した抜刀がまだ残っている場合は、早めに使い切り、かけなおしておきましょう。
レベル5以降
ここからはビルドのアシストもすべて発動し、一番楽しい時間帯です。
SSは抜刀が完成していると常にスマッシュHITとなります。どの程度のダメージかというとWS中のアリス、シャリスに対して、1発につき2,3割は削ることができます。
逃げるために相手が使ったWSへのカウンターにも使うことができます。巨人処理も両断だけでなく、通常のSSで十分可能になります。
ここからはキルを積極的に狙いに行きましょう。することはレベル3のときに説明したことと同じです。
マップを確認し、攻めるポイントを決め、森をとって強化したSSを放つだけです。
また、WSはもったいぶらずにすぐに使ってしまうほうがいいかもしれませんね。
最後に
深雪乃は下方が入りましたが、まだまだ強いアタッカーという評価は変わりません。
人それぞれで強みやビルドも異なり、固定しなければならないアシストも特にないため、自由な型をつくることができます。
ここまで性能や立ち回りなどに触れてきましたが、深雪乃は強く、可愛らしく、チャットも個性的で、使っていてとても楽しいものばかりです。
ぜひ一度使ってみてください。
この記事を通して、少しでも深雪乃というキャストについて理解していただけたら幸いです。
それではよい入国(婚活)を。
*EGOIST*